精神科医が教える 毎日を楽しめる人の考え方 読書感想

精神科医が教える 毎日を楽しめる人の考え方

本記事では『精神科医が教える毎日を楽しめる人の考え方』を読んでみて感じた気づきと、感想、読了後に思った挑戦してみたいことについてアウトプットしてみた。本書を手に取る一助となれば幸いである。

樺沢紫苑先生の文章は平易で分かりやすい。これが分かりやすく伝えるアウトプット力か!と感嘆した。先生の本はアウトプット大全以降だいたい横書きで発刊されてるが、その方が図解とか分かりやすさに秀でている感じがする。また先生談によると、編集がほぼ入らない方が売れるらしい。

売り上げは表紙とタイトルでほぼ9割決まる、とのこと。確かに世界情勢を鑑みたタイムリーなところで、『遊び』というキーワードを入れなかったのは正解だったと思える。日本人は『遊び』というワードに罪悪感を持つからだ。本書38ページにあるようにそんな必要は全くない。

日本人は、遊びに罪悪感を持つ必要などないのです。もっと楽しんでいい。むしろ、「楽しむ」ことに貪欲になるべきです。

第1章 日本人にこそ「遊び」が必要な理由 038ページ

仕事はどうしても会社員ならばフルタイム拘束される関係から、楽しかったとしても制約が苦しい。その仕事以外のことで楽しもうというのが本書のコンセプト。アフター5に楽しもうというコンセプトが今の自分にとってタイムリーに必要なことで、とても気に入った。樺沢先生の遊びの定義は仕事以外の楽しい活動はすべて遊び(本書P.020)、とのことなので、余暇に何も趣味がない、何をしていいかわからないという人は多いが、そういう人こそ本書を手に取って欲しい。

全351ページのボリューム、一読するのに丸々2時間かかった。

仕事ファーストから遊びファーストへシフトチェンジしよう

「仕事」に楽しさを感じるという回答は、わずか9.8%にとどまりました。

はじめに 004ページ

これは意外なことではない。仕事楽しい!って言い切っている周りの人の比率もやはり1割程度なので体感的にそうだろうと思う。

精神科医・樺沢紫苑の樺チャンネルより

キーワードは『やらされ感』『コントロール不全感』である。仕事を任されて、自分の裁量で工夫する余地があると楽しい!と感じるし、それができないと、とても苦しい。私はクリエイティブなコンテンツ制作業務に携わっているが、最近は自分がやってみたい方向性と上からの制限のギャップに苦慮している。

これは一朝一夕ではどうにもならない気配がある。本書を読んで、仕事はそういうものであると割り切ることにした。見事な解決策を編みだしたら「今、仕事がとても楽しい!」に一気に転換するだろう。そのクリエイティビティを培うにはやはり仕事以外の余暇の時間の過ごし方ではなかろうか。

「アフター5」は完全にあなたがコントロール可能な時間帯。なのに、なぜ「ネガティブな記憶」を再生させて、自ら「不安」「怒り」「落ち込み」をわざわざ追体験するのですか?

第1章 日本人にこそ「遊び」が必要な理由 041ページ

本書では「仕事を楽しもう!」とは一切言いません。仕事を楽しめなければ、仕事以外を楽しめば良いのです。

第2章「遊び」「楽しむ」の5つのすごい効果 063ページ

創造性を鍛えるには「遊び」しかない

第2章「遊び」「楽しむ」の5つのすごい効果 077ページ

そして、我慢強い日本人の『楽しい』は受け身になっている。自分から『楽しむ』を作り出していくのが欧米の『enjoy』。積極的に『楽しいを自ら生み出していく』考え方が本書で身につく。何度も読んで実践していこうと思う。

何もしない時間は大切。緩急をつける

緩急をつけるのが重要。仕事が生きがいの人でも、リラックスの時間を設ける、のんびりするのが大切。くつろげる趣味や家族との遊びなど、力を抜く。緩むことができない人が燃え尽きてしまう。本書を読む前は緩む必要性については視点がなかった。

ボーッとするとデフォルトモードネットワークが活性化する。なので意味のない時間ではない。本書を読んでからは休日は仕事のことは全部忘れて全く別のことをして緩んでいる。あと、お風呂の時間もデフォルトモードネットワーク活性化においてとても癒やしとなる。決して無駄ではない。

遊び=ストレスを解消する時間

遊びの計画を立てている時が一番幸福度が高い、これは実感できる。樺沢先生に見習って今からコロナ明けの楽しみの計画を立ててみようか、と思っている。

樺沢先生によるとアイルランドはウイスキー大国らしい。ウイスキー三昧の旅行は楽しそうである。海外旅行は行ったことないが、今後の知見として計画を立てるだけでも幸福度が高くなるなら、お金もかからないし、やってみようかと思った。

札幌ではバンクシー展がこれから始まる。普段、展覧会はあまり行かないが、積極的に楽しむというところで行ってみようかな、と思っている。

などと計画を立てただけでも周囲に打ち明けると、何やら話がマニアックになってくる。雑談も面白い。自分一人ではなしえない発想、化学反応が起こる。アウトプットとして話しただけでもデトックスになるだろう。

本書で紹介されている栗本薫さんの著作は400冊を超える、とAmazonにある。樺沢先生が圧倒的におすすめしているのがグイン・サーガ(栗本薫/早川書房)という小説で、最初は面白くなるところまで、第5巻の完結まで読まないといけないらしい。5巻通して読むまでは小説を読む習慣のない人には苦しいかもしれないが、積極的に楽しむためにはコンフォートゾーンを出る、すなわち快適領域から一歩踏み出す努力が必要である。ちょっと苦しい、ちょいムズに挑戦することが大切である。

本書読了後に思った挑戦してみたい能動的娯楽

個人的に能動的娯楽として是非これから挑戦したいことがある。音楽を聴くのが好きで、昔から音楽ができる人に憧れていたが、共通言語としてピアノに挑戦したいとずっと思ってきた。もっと言えば、PCを使った音楽制作である。趣味の範囲でやるにしても両手で鍵盤がさらっと弾けるぐらいにならないと太刀打ちできないと最近痛感している。

なんやかんや生活や仕事で本格的に挑戦とはいかなかったが、大人になって、社会に出て落ち着いて、すべての環境が整っている今、コンフォートゾーン(快適領域)を一歩出る挑戦からはじめていきたい。両手で何とか弾くのがやっとのレベルのオッサンではあるが、それで飯が食えるプロを目指す訳ないので、あくまで自分ができる範囲のちょいムズの挑戦に細分化して、取り組んでいきたい。

余談になりますが、本書の出版記念講演会、生で視聴し、Twitterハッシュタグ #まいたの で盛り上げたら、なんとサイン色紙当選した!ありがとうございます!いいねくれた方々もありがとうございました!!最高に楽しかったです!!

樺沢紫苑先生ときずな出版澤有一良氏サイン入り
Like A Goethe本記事筆者 @Cy6er
樺沢紫苑先生Twitter @kabasawa
https://twitter.com/SawaYuichiro/status/1502545468056039425
澤 有一良🦥編集者@SawaYuichiro

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